

名古屋競馬場の各コースの特徴、攻略法、代表的な重賞レースについて説明しています。
目次
名古屋競馬場コースの特徴とは?
回り方向:右回り
1周距離:1100m
直線距離:194m
コース幅員:23m
高低差:0m
フルゲート数:12頭
ナイター:なし
名古屋競馬場のコースは、
- コース全長が1100mと小さな競馬場
- 直線は日本の競馬場でいちばん短くコーナーがきつい
- 追い込みが決まりにくい
といった特徴があります。
スタート後すぐにコーナーになるため、ロスなく前につけることのできる逃げ馬が有利です。
名古屋競馬場コースの攻略法とは?
距離によって内枠、外枠の有利不利が出るコース形態です。
さらに、2500mのレースを除く800m~1900mの場合は、距離が延びるにつれて逃げから徐々に差しが決まりやすくなります。
名古屋競馬場800mコースの特徴
名古屋競馬場800mコースは、
- 2コーナー過ぎからスタート
- バックストレッチ直線を走る
- 3、4コーナーを回って直線を走ってゴール
といった特徴があります。
代表的な重賞レース
なし
攻略法と攻略ポイント
3コーナーに入るまでに逃げていないとほぼ勝つことはできません。
枠順による傾向は、
- 外枠が有利
となっています。
脚質は、
- 逃げ馬が有利
となっています。
名古屋競馬場1300mコースの特徴
名古屋競馬場1300mコースは、
- 4コーナー出口スタンド前からスタート
- 1、2コーナーを回り
- バックストレッチ直線を走り
- 3、4コーナーを回り
- 最後の直線を走ってゴール
といった特徴があります。
現在はほとんど使用されていないコースです。
代表的な重賞レース
- なし
攻略法と攻略ポイント
枠順による傾向は、
- 外枠が有利
となっています。
脚質は、
- 先行馬が有利
となっています。
名古屋競馬場1400mコースの特徴
名古屋競馬場1400mコースは、
- 4コーナー奥からスタート
- 1、2コーナーを回り
- バックストレッチ直線を走り
- 3、4コーナーを回り
- 最後の直線を走ってゴール
といった特徴があります。
代表的な重賞レース
- かきつばた記念(JpnⅢ)
- 秋の鞍(SPⅠ)
- ゴールド争覇(SPⅠ)
- ベイスプリント(SPⅠ)
- 東海桜花賞(SPⅠ)
- 秋華賞(SPⅠ)
- 名古屋記念(SPⅠ)
- 若草賞(SPⅠ)
攻略法と攻略ポイント
枠順による傾向は、
- 内枠と大外8枠が有利
となっています。
脚質は、
- 逃げ馬が有利
となっています。
名古屋競馬場1600mコースの特徴
名古屋競馬場1600mコースは、
- 3コーナー奥ポケットからスタート
- スタートしてからすぐに4コーナーを回り
- 約1週半走ってゴール
といった特徴があります。
代表的な重賞レース
- 新春ペガサスカップ(SPⅠ)
- ゴールドウイング賞(SPⅠ)
- 湾岸スターカップ(SPⅠ)
- 中京ペガスターカップ(SPⅠ)
攻略法と攻略ポイント
枠順による傾向は、
- 内枠から中枠が有利
となっています。
また、大外8枠も有利です。
脚質は、
- 逃げ馬が有利
となっています。
名古屋競馬場1800mコースの特徴
名古屋競馬場1800mコースは、
- 2コーナーすぎバックストレッチからスタート
- コーナーを6回回り
- 約1週半してゴール
といった特徴があります。
代表的な重賞レース
- 駿蹄賞(SPⅠ)
- スプリングカップ(SPⅠ)
- 東海クイーンカップ(SPⅠ)
攻略法と攻略ポイント
レース数が少なくほとんどの馬は経験がない距離で、過去の実績が重要になってきます。
枠順による傾向は、
- 内1、2枠と外7、8枠が有利
となっています。
脚質は、
- 逃げ馬が有利
となっています。
名古屋競馬場1900mコースの特徴
名古屋競馬場1900mコースは、
- 2コーナー奥からスタート
- コーナーを6回回り
- 約1周半走ってゴール
といった特徴があります。
代表的な重賞レース
- 名古屋大賞典(JpnⅢ)
- 東海ダービー(SPⅠ)
- 東海菊花賞(SPⅠ)
- 梅見月杯(SPⅠ)
攻略法と攻略ポイント
重賞レースが行われる距離で、過去の実績が重要になってきます。
枠順による傾向は、
- 内枠が有利
となっています。
脚質は、
- 逃げ馬が有利
となっています。
名古屋競馬場2500mコースの特徴
名古屋競馬場2500mコースは、
- 4コーナー奥からスタート
- コーナーを8回回り
- 約2周走ってゴール
といった特徴があります。
代表的な重賞レース
- 名古屋グランプリ(JpnⅡ)
攻略法と攻略ポイント
名古屋グランプリでのみ使用されるコースです。
中央所属の馬が上位を独占してしまう傾向があります。
枠順による有利・不利はほとんどありません。
地方馬は前の馬についていけないことも多く、差し、追い込みは決まりづらいです。
地方馬を買う場合にはよほど実力があるか、長距離の適性がないと難しいかもしれません。
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