

地方競馬速報@ぶっちょです。
ダートグレード競争は地方競馬の中では最高峰の重賞です。
特に、JpnⅠやGⅠクラスとなると、普段の予想方法は全く通用しません。
おおきな理由としては、JRAの馬が多く出走するためです。
しかし、その分大きなチャンスとなります。なぜなら、地方競馬所属の馬を大幅に消去できるからです。
しかも、よくある中央競馬でのGⅠレースよりもよっぽど当たりやすいです。
ダートグレード競争はよく当たる地方競馬予想であり、一番狙い目のレースであるといえます。
本記事では、そんなダートグレード競争にスポットを当てて分析しています。
さらに、ダートグレード競争2017のExcelデータをダウンロードできますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
地方競馬での一般レースとダートグレード競争の予想方法の違いは?
普段、地方競馬で一般レースの予想をする場合、どのようにレースを予想しているのか、回想してみてください。
●予想記事を参考にしている
●前走データを参考にしている
●騎手データを参考にしている
●血統を参考にしている などなど
おおよそこんな予想方法の方が多いことでしょう。
しかし、ダートグレード競争のような重賞では、これらの予想方法がそれほど意味をなさなくなります。
その理由とはなんでしょうか?
地方競馬組みを大幅に消去!JRA組み圧倒的強し!
ダートグレード競争ともなると、JRAの一流の馬とジョッキーが参戦します。C・ルメール騎手や武豊騎手、岩手騎手、戸崎騎手などそうそうたるメンバーが集結するすごいレースです。
すごいのは騎手だけでありません。馬の能力も非常に高いです。そのため地方競馬の馬は全く歯が立たないことがかなり多いです。地方競馬のジョッキーにもJRAジョッキーに対抗できるくらいレベルは高い騎手もいるのですが、JRAに対抗できる馬というのはなかなか現れません。
このことから、ダートグレード競争では最初に地方競馬の馬を消去していくことがオーソドックスな予想方法となります。
地方競馬所属の馬でも、ときどき連対することはある
ダートグレード競争は、おおよそ16頭立てのことが多いのですが、半分は地方競馬所属の馬になります。つまり、地方競馬所属の馬は半分くらい消去することが可能となります。
しかし、JpnⅠクラスのレースともなれば地方競馬所属の馬が1着になることはほとんど稀ですが、2、3着になることはあります。
地方競馬組みの中でも強い馬は連対すると仮定して馬券に絡めてもいいかもしれません。
過去データがさほど役にたたないダートグレード競争…
JRA所属の馬は芝コースを走ってきた馬がほとんどのため、地方競馬所属の馬とはデータの照合ができず、過去データはあまり役にたちません。
強いていうなら、上がり3ハロンや過去の時計をチェックしておく程度です。
しかし言うまでもなく、地方の馬がJRA組みに勝利することはほとんど奇跡に近いということは念頭にいれておきましょう。
地方競馬組みとJRA組みは分けて考えよう!
前述のとおり、地方競馬組みは2、3着の馬券圏内なら可能性としてはあります。
地方競馬組みとJRA組みを分けて考え、地方競馬組みの最有力候補は1、2頭だけ抑えておくべきです。
JRA組みから3~4頭、地方競馬組みから1~2頭抑えて予想するのがオススメです。(もちろん軸はJRA組み)
ダートグレード競争2017を徹底分析!
ダートグレード競争2017を分析してみたのでご覧いただきましょう。
最高クラスの重賞は荒れやすい?
最高クラスであるGⅠおよびJpnⅠでの1番人気の勝率はどうでしょうか?
実は、2017年のデータでは1番人気の勝数は2/7回で勝率はさほど良くありません。
最高クラスの重賞は荒れやすい?のかもしれません。
距離別では2000m以上なら1番人気の勝率が高い?
GⅠ、JpnⅠ~JpnⅢを距離別で比較してみると、2000m以上の1番人気の勝率は非常に高いです。その勝率はなんと50%!しかもJRA勢が総なめ!
やはり、地方競馬の馬は長距離に慣れていないということと、JRAの中でも長距離に強い馬が少ないということが大きな要因なのかもしれません。
1200m 1番人気勝ち数 2/5回
1400m 1番人気勝ち数 1/8回
1600m 1番人気勝ち数 2/5回
1800m 1番人気勝ち数 3/5回
1801m~2000m未満 1番人気勝ち数 0/2回
2000m以上 1番人気勝ち数 6/12回
重賞37レース中17レースもJRA勢が勝っている?
なんと、年間37レースある内、17レースは1、2、3着をJRA組が総なめしていました。
さらにJpnⅡ以上のレースともなると地方競馬組は3着以内に入ることが厳しくなるようです。
武豊、ルメール、戸崎騎手が強い!
JRAでもお馴染みの人気騎手が高い勝率を誇っています。
2017年のダートグレード競争では、武豊騎手が5回、ルメール騎手が4回、戸崎騎手が3回勝っています。
さらに、戸崎騎手にいたっては2着が4回、3着が3回と3連対率も高いです。
地方競馬の重賞で勝つためのまとめ、基本ルール
では、地方競馬の重賞で勝つための基本ルールをおさらいしてみましょう!
JpnⅡクラス以下なら2、3着に地方競馬組み入賞の可能性アリ!
GⅠ、JpnⅠは1番人気を1着予想にしない!
GⅠ、JpnⅠは地方競馬組みの馬を根こそぎ消去する作戦はアリ!
2000m以上では1番人気を1着狙いで!
JRAお馴染みの人気騎手中心で予想しよう!(武、ルメ、戸崎)
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